BIOSの種類

現在発売されているマザーボードでは、Award BIOSかAMI BIOSのどちらかが使用されています。
ここでは、Award BIOSを例に説明しますが、基本的な設定項目はAMI BIOSでも大差ありません。

また、マザーボードによってBIOSメニューの表示が異なることがありますが、設定項目の表示される場所が異なるだけで、 設定項目ほぼ同じです。


BIOSメニューの表示のしかた

パソコンの電源を入れると、画面のどこかに「Press *** to Enter Setup」と表示されます。
***の部分には、DELF1などBIOSを表示するために押すキーを表しています。

最近のパソコンではロゴが表示されるため、画面下側に表示されることが多いようです。
どこに書いてあるか分かりにくい場合には、電源を入れて画面が表示された時に「Pause」を押すと画面を 停止させることができます。
解除は「Ctrl」+「Pause」です。


Main

BIOSセットアップ画面が表示されると最初に出てくる画面です。
パソコンの時間や、フロッピーディスク・ハードディスクの設定を行うことができます。

Main画面
Systeme Time 時間を設定します
System Date 日付を設定します
Legacy Diskette A FDDの設定です。
通常は3.5インチ 1.44MBになります。
FDDを使用しない場合はDisabledに設定します。
Primary IDE Master
      |
Secondary IDE Slave
接続されているIDEデバイスが表示されます。
ENTERキーを押すと各デバイスの設定画面が表示されます。
使用していないポートは[None]に設定すると起動時のデバイススキャン時間を短縮できます。
First SATA Master
Second SATA Master
接続されているSATAデバイスが表示されます。
ENTERキーを押すと各デバイスの設定画面が表示されます。
使用していないポートは[None]に設定すると起動時のデバイススキャン時間を短縮できます。
HDD SMART Monitoring HDDのSMART(Self-Monitoring Analysis & Reporting Technology)情報をチェックする場合は[Enable]に設定します。
HDDのSMART設定が有効になっている必要があります。
Installed Memory 実装されているメインメモリの容量が表示されます。
Usable Memory 使用可能なメインメモリの容量が表示されます。
グラフィック機能を持ったマザーボードなど、メインメモリの一部を他の機能に使用するため、 搭載容量より少なく表示されることがあります。

Primary IDE Master - Secondary IDE Slave

Primary IDE Master
Primary IDE Slave
Secondary IDE Master
Secondary IDE Slave
接続されているデバイスの設定
[AUTO]:自動検出
[Manual]:手動設定
[NONE]:未接続
Access Mode 接続されているデバイスのアクセス設定
上記項目が[Manual]の場合に設定可能。
[CHS][LBA][Large][AUTO]
Capacity HDDの容量を表示
Cylinder ハードディスクのシリンダー数を表示
Head HDDのヘッド数を表示
Sector トラックごとにセクタ数を表示
PIO Mode IDEデバイス用にPIOモードを設定
[Auto][Mode0][Mode1][Mode2][Mode3][Mode4]
UDMA Mode UDMAモードの設定
[Disabled][Auto]
Transfer Mode 転送モードを表示

Advanced

CPUやメモリー、各種デバイスの設定を行う画面です。
サブ項目が多数含まれ細かな設定を行うことができます。

この項目の中には、システムが起動できなくなったり、パーツを壊す可能性のある設定がありますので、 よくわからない項目は変更しないことをお勧めします。

Advanced画面
JumperFree Configuration
PEG Link Mode
CPU Configration CPUの省電力機能などの設定を行う項目です。
CPUの電力機能を有効にする場合はここで設定します。
Chipset
PCI PNP
Onboard Device Configuration オンボードデバイスの有効・無効を設定する項目です。
USB Configuration

Advanced>OnboardDeviceConfiguration

オンボードデバイスの有効・無効を設定します。
使わない機能などは無効にすることをお勧めします。

Onboard Device Configuration画面
Onboard PCIE GbE LAN PCI-Eで接続されているGigabitLANカードの有効・無効を設定します。
OnChip STA シリアルATAコントローラの有効・無効を設定します。
SATA Mode SATAデバイスのモードを設定します。
WindowsVista以前のOSでは、インストール時にSATAコントローラのドライバをインストールする必要がありますが、 この項目でIDEに設定すると、ドライバのインストールが不要になります。
Onboard AC97 Audio オンボードサウンドカードの有効・無効を切り替えます。
Autoに設定されていると、サウンドカードを増設した場合に自動的に無効になります。
Serial Port1 Address シリアルポートのIRQ・メモリアドレスを設定します。
通常は、3F8/IRQ4です。
使用しない場合は、Disabledに設定します。
Parallel Port Address パラレルポートのIRQ・メモリアドレスを設定します。
通常は、378/IRQ7です。
使用しない場合は、Disabledに設定します。

Power

省電力関係の設定を行う項目です。
ハードウェアモニタの項目で、電圧やパソコン内部の温度なども監視できます。

Power画面
ACPI Suspend Type サスペンド時のモードを設定します。
このモードにより停止するデバイスに違いが出ます。
通常はS3に設定します。
ACPI APIC support マルチプロセッサを制御する機能
APM Configuration 電源状態を変更するデバイスを設定する項目
HardWare Monitor CPUの温度や各電圧・ファン回転数のモニタリングを行う項目

Boot

起動デバイスの設定を行う項目です。

Boot画面
Boot Device Priority 起動デバイスを設定します。
この項目で設定された順番に従い起動を試みます。
Removable Drives リムーバブルディスクの起動順を設定します。
Hard Disk Drives 複数のHDDを接続している場合に、起動の優先順位を設定します。
CDROM Drives 複数のCD-ROMドライブを接続している場合に、起動の優先順位を設定します。
Boot Settings Configuration 起動時の細かな設定を行います。
Security BIOSパスワードを設定します。

Exit

BIOS設定を終了する画面です。

Exit画面
Exit & Save Changes 設定を保存してBIOS画面を終了します。
Exit & Discard Changes 設定を保存せずにBIOS画面を終了します。
Load Setup Default 設定を初期値に戻します。
Discard Changes 変更した設定を前回セーブ時の設定に戻します。

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